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全ての道はつながる一本の道

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ばかみたいだ。
笑えなくて、一緒にいるのに楽しめないなんて!
手に届くところに彼がいる・・・それだけで幸せでしょ?
そう思うとすこし楽になった。
「なんでもないよ」
と口に出すと、その言葉そのままに受け止められて
気持ちがまたすこしだけ穏やかになる。
心配してくれる彼の気持ちがとても嬉しい。

色づいた木々を見上げて空を仰ぐ、
顔を上げると溢れていた気持ちも、流れてしまいそうな涙も落ち着いて来た。
さっきよりも幾分晴れ間が広がっていて、透明な深く青い空がとても綺麗だと思う。
繋いだその手は大きく暖かかったけれど、このまま曖昧に流されたくはなくて・・・。
だから、自分からその手をほどく。
一瞬のうちに、彼はあたしの顔を覗き込んできて
「どうしたの?」
って・・・今日2回目だねそのセリフ。
「??どうかした?」
と質問を質問で返して、微笑んで見せるあたしはいぢわるでしょうか?
並んで歩くと、時折手が軽く触れる、その度に心が騒ぐけれど
再び彼があたしの手を取る事は無くて。
『あぁ、やっぱり』という諦めにも似た失望と
『まだ友達でいられる』という穏やかな希望がやんわりとあたしを包んだ

『あたしの事、どう思ってる?』
と聞きたい。
一番知りたいコトだけど、聞けないのは、勇気が無いからです。

日が傾いてきたので、公園を後にして駅に引き返す。駅に着いたお別れだね。
手を離してから一言も話さない彼に、あたしも何を言っていいかわからなくて
二人でただ黙って歩いてる。
歩き疲れて足が痛いのだろうけど、現実的な痛みより
胸の奥の方が痛いから全然気にならない。

駅前、彼があたしを待っていたその場所で思い切って。
「何を考えてるの?」
と尋ねた。
彼は驚いたようにあたしを見つめ返して。
「君は何を考えてる?」
って質問返し・・・。
「ずるいよ、答えになってない」
「君の真似なんだけど」
と笑う。
「・・・あれは」
と考える振りをして時間を稼いでも、言い訳も思いつかなくて。
答えを待つ彼の顔が急に険しくなり
思いつめた表情で足元に目線を落とした。

smtown_5th_ta09.jpg

「俺の事嫌い?」
そう聞かれて。
「っえ!!!」
あり得ない勘違いに言葉が続かない、どうしてそんな思い違いを?
こんなに好きなのに!
『チガウヨ・・・。』
と首を振って、出ない言葉の代わりに彼の袖のすそを掴んだ。
「思ってること素直に言って欲しい。」
と諦めた様な口調の彼
「どうしてそんなふうに思うの?」
やっと声が出たというのに、一番先に『嫌いじゃないよ』って言ってあげられなかった。
ごめんなさい。
嫌いじゃないって言ったらそのまま『好き』って告げてしまいそうで・・・。



あれれ??書き始めたら勢いづいてしまいました。終わらない!
前編・後編で終わるはずが・・・。その③まで続いてしまいます。
このお話、この先どうなってゆくのでしょうか?
くはっ♪あたしは知っている(当たり前やって)
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