FineStars

全ての道はつながる一本の道

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
同じだけ・・・。


「カチャッ」
部屋の鍵の開ける音、機嫌のいい鼻歌、ゆっくり歩いてくる足音
ヴァネスの夢だ、わたしが寝ているのに気がついて鼻歌を止めてこっちに向かって来る。
止めなくていいのに、ヴァネスの歌好きだもの聞いていたい。
夢なのに残念なのは。
ドアに背を向けたソファーに座っているから表情も姿も見られないこと。
彼の気配が近づいて、ソファーのすぐ後ろから覗き込まれているのが分かる。
だってヴァネスの匂いがするんだもん。
そっとやさしく髪を撫で付けられてその感覚に驚いた、

夢じゃない

暖かい彼の手が頬に触れる、耳元に掛かる髪をかき上げられてはっきりと気づいた瞬間、抱きめられていた。
ソファー越しに後ろからやさしく・・・。
目覚める機会を逃してしまって、寝たふりしてるズルイわたし。
ヴァネスはゆっくりと腕を解いて、ソファーの前に回りわたしを軽々と抱き上げる。
彼の首から肩にかけてのくぼみに頭がちょうど入るから
このくぼみはわたし専用?なのかな?と思いついてしまい、嬉しくて微笑んでしまった。
気づいていないヴァネスはわたしをベットにまで運ぼうとしている。

もう、我慢できないよ。
両手を彼の首に回して、力いっぱいに抱きしめた。
「起きてたの?」
彼がわたしの腕を解いて顔を覗き込もうとするから、イヤイヤと首を振って、再び彼の首に手を回して顔をうずめる。
嬉しくて泣いているの隠したくて。
「クルクル回って」
って駄々を捏ねると。
「こう?これでいい?」
って、2・3回まわってあっけなく終わろうとするから。
「もっと!もっと回って」
と無理を言う。涙声なのバレてるかな?
やさしいから気づかない振りをしてくれてるの?
「もっと」って回りすぎて気分が悪くなったらどうしよう
思いついた途端また笑ってしまう。わたしが笑っているのに今度は気づいたヴァネス
「なに?回ってるのが面白いの?」
って不満げに言う。
「うん、クルクル回ってるヴァネスが可愛いなと思って」
「俺が回ってるってことはkoroも回ってるのに?」
「うんだから、おかしい」
「笑うんだったらこれでおしまい」
と彼はわたしを床に下ろすと、急にあらたまって。
「久しぶり」
なんて照れながら言うから、ますますおかしくて。
「久しぶりだから緊張してるんだ」って。
「わたしもそうだよ」と言ったら。
「一緒だね」と抱き寄せられて
「Happy Birthday KORO」
とやさしく囁かれる。
誕生日??わたしの・・・。
すっかり忘れてた、ヴァネに逢いたい気持ちを持余して、コントロールできなくて自分のことなんてすっかり・・・。

「泣いちゃだめだよ」
ヴァネスは知ってる、言葉を上手く使えなくて、感情を素直に表現できないわたしのこと。
伝えられない気持ちがすぐに涙になることもお見通しなのね。
逢えただけでも胸が一杯なのに、お祝いの言葉を貰えるなんて。

涙が止まらなくて恥ずかしいから、顔上げられなくて。
わたしの頬に両手を付けて親指で涙を拭ってくれる彼の顔も見られない。
「嬉しいなら笑ってよ」
そう言ってヴァネスは急に膝間づき、下からわたしを見上げる。
「ねぇ、笑って」
と大きな笑顔をわたしだけにくれるから。
涙はすぐに止まらないけど、ゆっくりと微笑むことができた。
「そう、俺と居る時はいつも笑ってて」
ヴァネスがゆっくり立上がる、優しいキスも一緒に。
いつもは上からなのに下から。
そしてすぐにいつもの角度で・・・。

「逢いたくて我慢できなかったのは俺だけ?」
って心配そうに聞いてくる。
心配で不安なのはわたしだけだと思っていたのに。
「電話しても連絡ないし、もうダメなのかって直接聞きたかった」
「そんなこと・・・。」
「いつも逢えて、支えてもらえる相手の方がkoroも幸せなのかもしれないと思うこともあったけど・・・。koroの涙を見て、気がついたんだ。まだ譲れないって。たとえ悲しい涙でも他の奴に見せたくなんてない。」
「・・・。」
「迷惑だったら、ごめん」
「・・・なんで謝るの、おかしいよ?連絡しなかったのは、わたしに勇気が無かったから、だたそれだけだよ。わたしもヴァネスと同じこと考えてて不安だったから」
「他の人との方が幸せなのかもって?」
「うん、一緒に居てあげられないし。ヴァネスは優しくて、モテるから」
「モテるかどうかなんて、関係ないだろ」
少し怒ってるヴァネス、ムキになるところが可愛いって自分じゃわかってないのね。
「その点わたしは大丈夫だよ。泣き虫なわたしのこと気に入る、物好きな人なんてそう居ないでしょ?」
「なんだよそれ!笑えないし」
「あっ?なんか怒ってる?」
「怒ってないけど、納得いかない。だって、俺がその物好きってことだろ」
「あっ・・・。そうとも言う」
「・・・フッ」
「ふふふっ」
顔を見合わせて微笑む、指を絡めてお互いを確かめる。
繋いだ手は簡単には離せない。

「お祝いしよう、ケーキ買ってきたんだ。ほら」
テーブルの上にはケーキとシャンパン。そしてプレゼントの箱が用意してある。
来てくれただけで、逢えただけで十分なのに・・・。
「プレゼントいらないよ。その代わり寂しい時は寂しいって、逢いたい時は逢いたいって我侭言って困らせるけど、いい??」
ヴァネスが急に手を胸に当てて天井を見上げてから視線を戻す。
「じゃあ両方ね、プレゼントもお願いも両方聞いちゃう」
今までに見たことも無いような凄く幸せそうな笑顔で見つめられて、頬が熱くなる。
「いいの??すっごく世話の焼ける我侭言い出すかもしれないよ」
恥ずかしくて慌てて言葉を続けるわたしに
「思ってることを言ってもらえるほうがいい。言葉だけじゃ伝わらない気持ちもあるけれど口に出さないと何も始まらないでしょ」
と彼が微笑むから。
ヴァネスを好きな自分を大切にしたいと思えた。
「そうだね・・・。ありがとう」
彼の幸せがわたしと共にありますように。

これからもこの笑顔と一緒に・・・。

約束だよ


koroちゃん~今ネットつなげない環境なんだよね。
ヴァネがお祝いしてくれてるから。早く戻ってきてね。
ヴァネを想う気持ちは同じだよね、
彼を見つめる視線は熱視線で火が出るほど熱いよね(爆)
こんなズルズルでグダグダなあたくしですがこれからも仲良くしてくださいませ。
スポンサーサイト

みあちゃん&ヴァネちん(笑)、お祝いありがとう!!
もうすっかり私の性格を把握してるのね(笑)
おかげで、めちゃめちゃ感情移入しちゃいました…(^-^;
『泣いちゃダメ』と言われても、泣かずにおられんって~(>_<)
何せイタイコだからさぁ(爆笑)

ネガティブで、気持ちを素直に表現できない
不器用人間ですが、これからも仲良くしてね(o^ー^o)
ネットにはまだ暫らく繋がらないけど、繋がったら、
PC画面で、メッセージを再度堪能するわ( ̄ー ̄)

2006.05.14 00:06 URL | koro@携帯 #JalddpaA [ 編集 ]

koroちゃん♪
会った事のある人でお祝いSS書くの初めてだったんだけど、とても書きやすかった。
ちょっとだけだけどkoroちゃんのこと知ってるからだよね。
あとソファーで寝てるって設定はヴァネの集いで
みんな順番にお風呂入ってる時に、koroちゃんがソファーでうとうとしてて。
可愛かったのよね、もしヴァネが居合わせたらどうするだろうって。
後ろから抱き寄せて頬にキスするよなぁ~。と書き始めたら
寝てる彼女にキスして起こすようなことしないんじゃぁ
と路線を変更しちゃった♪
泣いてるkoroちゃんもヴァネなら優しく見守ってくれるハズだよ。
うちらがどんなにイタイコでも愛してくれるって(爆)
だってヴァネだも~~~ん、ぐふふふふっ

2006.05.14 00:44 URL | みあ #nDH/2Tt. [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://finerain.blog40.fc2.com/tb.php/118-44517efa

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。