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全ての道はつながる一本の道

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ブログ巡回をしていたらみろろんの日記に
「4/16はqooちゃんのお誕生日」って!!!
ごめんね知らなくて、今回もかなり出遅れてるけどお祝いするなりよ~~~。
qooちゃんのお誕生日をお祝いしてくれるのは、我等がヴァネス♪
うぐぅ、色々悩んでるんだけどF1物って、想いが大きすぎて
なかなか書き始められないものなんですね。
お祝い画像なのに、切ない路線真っ只中歩んでたもんだから

せつなげヴァネでごめんよ~。
でも、ラブラブ仕様(予定)ですからっ

逢いたい・・・。

「コンサで日本語で歌うからから練習してるんだ」
と、ヴァネスが電話の向こうで嬉しそうに話すから、なんだか可笑しくて笑ってしまう。
「どうして笑うの?」
不思議そうに聞いてくるから
「どうしてそんなに嬉しそうなの?」と聞き返してあげる。
「どうしてってqooも知ってる歌だからだよ、いい??」
と言い終えると照れもせずに彼は歌い始めた。こういう所がアメリカンだなぁ
泣かないで一人で~、微笑んで見つめて♪
その歌はとても有名な歌で、歌いだしを聞いただけであの曲だとすぐにわかった。
あなたの側にいるから
話す時の落ち着いた低い声とは違って歌声は少し高めになる。この曲はヴァネの声質にすごく合っていたし、あまりに驚いたので、胸が一杯で言葉が出ない。
「どう?歌えてる?」
とヴァネが聞いてきても、すぐに答えられなくて。
「うん」
うなずく事しかできなかったの。伝えたい気持ちはあっても、言葉を辿ろうとすると、涙がこぼれてしまいそうだったから。
「次に逢う時にはqooだけに歌うよ、スペシャルバージョンでね」
彼はその時のことを想像しているのか、幸せそうに笑っていて。
「楽しみにしてる。約束ね」
「うん、約束」
と電話を切った後も、距離に遮られている想いが今だけは繋がっていて側に彼が居てくれてるような気がした。

香港へは行けなかったけど、その日のうちに流れてくるニュースや画像、動画からコンサートの様子は伝わってくる。あたしの居ないところで素敵なヴァネが存在してるのは受け入れたくない事実だったけど。目標を手にしようと努力して、その努力を表には見せない彼を思うと、コンサートの成功を素直に喜べた。

あの日あの画像を見るまでは。

「ねえねえ~見た??最終日のヴァネ」
友達のメールに慌ててPCを立ち上げて、ネットの海から探し当てたのは

こんなのって!

浴衣を着た女の子と手をつなぎ同じステージに上で『向悲哀説再見』を歌う彼・・・。
香港には行きたくても行けなかった、だけどヴァネが耳元で聞かせてくれたこの歌と
「次はqooだけに歌うよ」
って言ってくれたその言葉だけがあたしを支えてくれてたの、なのに、これって・・・。

ステージでみんなの為に歌うヴァネを見ても素敵だなって思うだけで、暗い気持ちになったことなんてなかったのに。同じステージに立って手を繋いで見つめ合いながら歌ってもらえる以上にスペシャルって何?
ヴァネはプロフェッショナルだもん、盛り上げるの上手いし最終日だったし、なにか特別なことしてあげたくなったんだろうけど・・・。
それなら約束なんて、してほしくなかった。期待しすぎてたのかな?気持ちが入ってるとか入ってないとかじゃなくて、一番初めにスペシャルな歌、歌ってほしかった。そう、ただの我侭だってわかってる。でもこのままじゃ普通に話すことなんてできない。
ヴァネが絶対出られない時間に電話して留守電に
「お疲れ様でした、とても素敵だったから、一言伝えたくて。」
とだけメッセージを残して携帯の電源をOFFにする。何も考えたくないから寝てしまおうとベットに入った。

バカだ・・・。ほんとにヴァカ、電源をOFFにしてるのはあたしなのに、気になって仕方がないなんて。もしこの間にヴァネが架けてきてたら何時間も繋がらないのはおかしいって思うはず。
ううん、そうじゃない、彼がどう思うかじゃなくて、声が聞きたい、話したいと望んでる自分が居て・・・。声を聞いてしまうと、最終日のステージを思い出して、楽しく話しなんてできないのにね・・・。こんな、嫉妬深い嫌な自分を見せたくない。
いろんな事を考えすぎて、全然眠れないし。もう夜中の3時・・・。
電話架かってこないよね、ヴァネは寝てるはずだもん。
留守電に彼からのメッセージが入っているかもしれない、その確認をしたいだけたっだのに。携帯の電源を入れて操作ボタンを押そうとしたとたん着信音が鳴って、思わず取ってしまった。
「・・・。」
「qoo??」
「はい」
「留守電の声いつもと違ったから、何かあったのかと思って」
「なにか?って何も、何もないよ」
「架けても繋がらないし、心配で眠れないし」
「ごめん、疲れてるのに」

「何もないって、うそだろ?」
珍しくヴァネの口調が厳しくなる
「なにが?」
しらばっくれても
「何かあったのに、隠してるんだろ?」

うそをついてまで気持ちを隠す気力も残ってなくて長い間黙り込んでしまう。
「約束、あたしだけに歌ってくれるってあの約束。最終日のステージもスペシャルだったから。あたしだけじゃなかったんだって、そう思ったの。」
「違うって解るだろ?qooは特別だって」
「ごめん、嫉妬してるだけなの。だけどどうしようもなくって、次逢う時っていつ?もう待てそうにないよ」
涙があふれてくるだけだから気づかれない、でもこれ以上長引くと声で感づかれてしまう
「次に逢う約束も出来ないなら、もう約束はしないでね、期待しちゃうから」
精一杯明るい声で、そう告げて、彼の返事を聞く前に電話を切る。
暗く長い夜は、まだ夜明けを知らない。
涙は止まらないけれど、悲しくて泣いてるんじゃない
そう、ただ切ないだけ・・・。


後編へ続く

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